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羽生結弦、全身全霊の決意表明 38秒の動画公開わずか5時間で5・4万回再生

 フィギュアスケート男子でソチ、平昌五輪2連覇の羽生結弦(25)=ANA=が11日、「皆さんの前でスケートができる時のために、僕自身も全力で努力を積み重ねていきます」などと動画メッセージを寄せた。例年羽生が出演しているアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」の公式SNSが公開した。コロナ禍において羽生がメッセージを発するのは3度目。来季はまだ不確定だが、前を見て進む力強い言葉が並んだ。

 わずか38秒。黒のジャージー姿で語られた、飾らないまっすぐなメッセージが、逆に心を打つのだろう。英語の字幕も付けられており、動画は公開から5時間で5・4万回の再生を記録。羽生が紡ぐ言の葉に、世界中のファンが思いを重ねた。

 「ファンタジー・オン・アイス」は例年羽生が出演していたアイスショーで、5月末から6月にかけ全国4カ所での公演を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で全公演が中止。「こんにちは、羽生結弦です」と優しく語りかけた羽生は「今年はファンタジー・オン・アイスで皆さんに会うことができず、とても寂しく思っています」と胸の内を明かした。

 続けて「今年の夏はこのような形になってしまったからこそ、より一層皆さんと一緒に感染拡大防止に努めながら日々を過ごしていきたいと思います」と呼びかけ。「また皆さんの前でスケートができる時のために、僕自身も全力で努力を積み重ねていきます」。きっと訪れるであろう明るい未来を信じて。常に全身全霊でスケートと向き合う羽生らしい決意表明だった。

 羽生がSNSを通じて動画に登場したのは日本オリンピック委員会が発信した4月、日本スケート連盟からの5月以来3度目のこと。先が見えない中で言葉を発した1度目、これまでのプログラムに思いを込めた2度目、そして今回。少しずつではあるが、着実に状況は好転している。

 「どうかお気を付けてお過ごしください。皆さんの心の中に少しの不安もなく、皆さんの前でスケートができることを祈っています」。来季は不透明で、今後の予定も定まらない現状だが、スケートが人々の心を彩る日常が戻ってきますように。その日を、みんなが待っている。

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