新体操団体が全体練習を再開 強化拠点で約2カ月ぶり

 1年延期の東京五輪で初の金メダル獲得を目指す新体操団体の日本代表「フェアリー(妖精)ジャパン」が10日、強化拠点とする東京都北区の国立スポーツ科学センターで全体練習を再開した。新型コロナの影響で約2カ月ぶり。日本体操協会の山崎浩子強化本部長は「戦うための新たな自分たちをつくりましょうと呼びかけた」と協会を通じてコメントした。

 主将の杉本早裕吏ら11人の代表メンバーの集合は、4月上旬の政府の緊急事態宣言で施設が利用停止となって以来。練習では体の軸をつくるトレーニングやバレエレッスンを約1時間半こなした後、手具を使った基本動作を15分ほど確認したという。

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