九州、湘南でもフードロス解消を 鳥栖・高丘、湘南・福田が札幌・荒野の活動に賛同

 J1札幌のMF荒野拓馬(27)が取り組むフードロス問題の解消に、鳥栖GK高丘陽平(24)と湘南MF福田晃平(28)も賛同し、参加することになった。

 フードロス問題は新型コロナウイルス感染拡大によるイベントの中止や飲食店で販売予定の商品が売れなくなったことなどで急増している。荒野は4月25日に「Food Rescue Hero」というサイトを立ち上げ、新型コロナウイルスの影響で廃棄処分の危機にある食材について生産者からの出品を募っている。

 高丘と福田は25日に自身のツイッターを更新。高丘は「知り合いのご飯屋さんの店主さんからも『その様な問題は前からずっとあるよ』と聞きました。僕はサッカー選手として、いつもサポーターの皆さんや、九州・佐賀県の皆さんに支えられています。その恩返しの一環として、今回この九州・佐賀県の素晴らしい食材を日本中へお届けするサポーターをしたいと思います」と投稿し、所属する鳥栖が本拠地を置く九州や佐賀県を中心に活動に取り組むことを明かした。

 福田も「この自粛期間中に生産者さんが一生懸命作った生鮮品が、コロナの影響により捨てられていることを知りました」と記し、自身が住む湘南地域や19年まで所属していた鳥栖が本拠地を置く九州地域で「レスキューヒーローの発信者として、一緒にやっていきたいと思います。いつもサポーターの方々や、湘南地域の皆さんに支えられています。また、9年間お世話になった九州に少しでも恩返しをしたい。関東・湘南地域、九州の素晴らしい食材を日本中へお届けするサポーターをしてみたい」と思いを語った。

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