フィギュア・田中刑事のコーチを逮捕 無免許運転など道交法違反の疑い
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兵庫県警尼崎北署は18日、無免許運転で一時停止違反をしたとして、道交法違反の疑いでフィギュアスケート18年平昌五輪日本選手団コーチの林祐輔容疑者(42)を逮捕した。林容疑者は同五輪男子代表の田中刑事(25)=倉敷芸術科学大大学院=らを指導している。
逮捕容疑は、14日に尼崎市内で乗用車を無免許運転した上、一時停止線で止まらなかった疑い。
同署によると、14日に一時不停止を確認した署員が交通反則切符を交付。林容疑者は、見かけ上は期限が有効の免許証を署員に示した。しかし17年1月に交通違反で免許取り消し処分となっており、15日に本人を名乗る男性から電話で無免許の申し出があったという。免許証の状況などを再確認した結果、18日の逮捕に至った。
林容疑者は交通違反で17年1月に免許取り消し処分となったが、その数カ月前、遺失届を提出して免許証の再交付を受けていた。本来、紛失した免許証が発見された場合は返還しなければならない。署は、免許取り消し前後の免許証の保有状況を調べている。