白鵬が４４回目の優勝 静寂の中、鶴竜との相星決戦を制す Ｖ後の流れも異例
「大相撲春場所・千秋楽」（２２日、エディオンアリーナ大阪）
２敗で並んでいた両横綱が結びの一番で対戦し、白鵬（宮城野）が鶴竜（陸奥）に勝って２場所ぶり４４回目の幕内優勝を果たした。
新型コロナウイルス拡大の影響で、無観客で行われた今場所。協会員に感染者が出た場合は中止するという条件で行われ、十五日間の取組は完遂されたが、優勝を決める一番も静寂の中で行われた。
優勝決定後も、通常とは違う流れとなった。大銀杏を整えてもらいながら中継を担当したＮＨＫによる優勝インタビューに臨み、再び土俵へ。従来ならば、千秋楽の取組進行中に行われる協会による挨拶が行われた。
