ボクシング田中亮明が初の五輪 弟・恒成に負けず「相手を倒しに行くところ見て」

 日本ボクシング連盟は20日、都内で東京五輪の国内枠選考会議を行い、開催国枠でライト級の成松大介(30)、ミドル級の森脇唯人(23)=ともに自衛隊、フライ級の田中亮明(26)=中京学院大中京高教=の男子3選手を選出した。

 フライ級の田中は、プロの世界3階級制覇王者、田中恒成(24)=畑中=の兄で、初の五輪切符となった。16年リオ五輪では世界最終予選で惜しくも敗退。社会科の教員とボクシング部監督を務めながら、五輪を目指してきた。

 初の大舞台へ「相手を倒しにいくところを見てほしい」と弟に負けない好戦的な試合を約束。また、五輪開催時期については「(代表から落ちた)堤(駿斗)君も梅村(錬)君もすごくいいボクサーなので最終予選はやってほしい。それで五輪がずれるならずらしてほしい」と語った。

 田中について、強豪ウズベキスタン出身で日本代表コーチを務めるウラジミール・シン氏は「経験は申し分なく非常にスマートでテクニシャン。メダルを獲る可能性はそろっている」と評価した。

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