ギリシャでの聖火リレー わずか2日で中止 コロナ厳戒も有名俳優に一般市民殺到と米報道
東京五輪の聖火リレーについて、採火式から続けられる予定だったギリシャ国内での聖火リレーを中止することが13日、ギリシャのオリンピック委員会から発表された。
米「NBCスポーツ」によると、12日にオリンピア市で採火され、国内を巡る予定だった。新型コロナウイルス感染拡大により、市民には観覧の自粛を求めていたが、2日目のこの日、映画「300」でレオニダス王を演じた俳優のジェラルド・バトラーが聖火ランナーとして登場したスパルタ市で大勢の観客が殺到したため、残りの日程のキャンセルを決定したという。
採火式から始まるリレーの2番目ではマラソン女子の野口みずきさんが走った。今後、レスリング女子の吉田沙保里さん、柔道男子の野村忠宏さんが走者を務める予定だった。現地時間19日にアテネのパナシナイコスタジアムで行われる引き継ぎ式は無観客で予定通り行われる予定だという。



