阿炎が親方衆に謝罪 2月の研修会後「爆睡していた」の不適切発言で

 「大相撲春場所」(3月8日初日、エディオンアリーナ大阪)

 2月の研修会後、不適切発言し日本相撲協会から厳重注意を受けた幕内阿炎(25)=錣山=が28日、大阪府堺市内の尾車部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古に参加し、協会理事の尾車事業部長(元大関琴風)、芝田山広報部長(元横綱大乃国)ら一門の親方衆に謝罪した。

 稽古場に入ると弟子とともに厳重注意された師匠の錣山親方(元関脇寺尾)が「このたびはうちの阿炎が軽率な発言をして申し訳ありませんでした」と尾車部長ら親方衆に何度も頭を下げた。続いて稽古場に来た阿炎自身も親方衆の前に直行。謝罪の言葉を口にした。

 阿炎は昨年の九州場所前には十両若元春(荒汐)とともにインスタグラムに不適切な動画を投稿し厳重注意を受けた。この一件で力士ら協会員の個人的なSNS使用が禁止となった。2月の研修会はSNSに関する注意喚起も目的に行われたものだったが、研修会後、阿炎は「爆睡していた」などと発言した。

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