東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は２６日、政府が新型コロナウイルス感染症について大規模なスポーツ・文化イベントに対して今後２週間、中止や延期、規模縮小を要請する方針を発表したことを受けて、取材に応じた。

　各スポーツ団体から、この日も大会やイベントの中止や延期を発表が相次いだが、３月２０日に到着式、同２６日に福島県でグランドスタートを迎える聖火リレーについて、武藤事務総長は「中止は全く考えてない」と発表した。

　セレモニーなどの規模縮小を検討しており「どうやったら感染拡大を防ぎ、実施できるか考えたい」と説明し、各自治体の状況に応じて対応していく方針を示した。