鍵山優真が銅「マジで?」 シニア主要国際大会初陣で成果、世界ジュニアへ弾み

 「フィギュアスケート・四大陸選手権」(9日、ソウル)

 男子フリーが行われ、2014年ソチ、18年平昌両五輪王者の羽生結弦(25)=ANA=がショートプログラム(SP)に続いてフリーも1位の187・60点をマークし、合計299・42点で初優勝した。冬季ユース五輪覇者の鍵山優真(16)=神奈川・星槎国際高横浜=が270・61点で3位に入り、友野一希(21)=同大=は251・05点で7位だった。

 納得の演技の先に、想像を超える「ご褒美」が待っていた。ジュニアが主戦場の鍵山がフリー、合計の自己ベストを大幅に更新し、シニアの主要国際大会初参戦ながら銅メダルを獲得。11年大会に初出場して2位に入った羽生と同じ16歳で表彰台に立ち、「本当にビックリ。マジで?と思った」と、大きな目をさらに丸くした。

 完璧な演技を見せたSPに続き、フリーでも2本の4回転トーループを着氷するなど、完璧に近い演技を披露。「すごい楽しかった。緊張しなかった」と初々しく笑った。

 元五輪選手の父・正和コーチ(48)の影響で競技を始め、今季は全日本ジュニア選手権で優勝。昨年12月の全日本選手権では宇野、羽生に次ぐ3位に食い込んだ。ホープは「すごく自信になった。この大会で得た自信を次の世界ジュニア(3月、エストニア・タリン)にいかせるように」と、羽生、宇野らが制してきたジュニアタイトル獲得を誓った。

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