卓球水谷隼 20年未勝利4連敗も「感覚としてかなり成長している」Tリーグ
「卓球・Tリーグ、東京3-2彩たま」(9日、カルッツかわさき)
男子の張本智和(16)=木下グループ、丹羽孝希(25)=スヴェンソン、水谷隼(30)=木下グループ=の東京五輪代表3人を擁する東京が彩たまとの接戦を制し、勝ち点35で首位を守った。第3試合に登場した水谷は青森山田と明大の後輩・神巧也(26)を相手に敗戦。五輪イヤーを迎えた20年はいずれも日本人選手を相手に未勝利のまま4連敗となった。
水谷は1勝1敗で迎えた第3試合に出場。フルセットまで持ち込むが及ばなかった。試合後に「もっと積極的にいけたら良かった」と反省を口にした。
シングルスで結果が出ない現状に悲観はしていない。「練習では感覚としてかなり成長している」と手応えを語り、昨年悪化した腰痛も「非常によくなっている」と順調に回復した。
今年の東京五輪で初採用となったシングルスとは異なる混合ダブルスに出場する水谷は「実力をさらに高めてその力を見せたい」と自信をのぞかせた。「とにかく、まずはミックスに集中」と集大成を見据えている。





