東京五輪、出迎え役1000人募集 7日正午から応募受付開始
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は7日、開閉会式で各国・地域の選手らが入場する際、国立競技場のフィールドで出迎えや誘導の役割などを担う「アシスタントキャスト」を募集すると発表した。五輪に千人程度、パラに1200人程度を募集。7日正午から28日まで大会公式サイトを通じ、応募を受け付ける。
都内で開かれた記者会見には、式典の演出チームで総合統括を務める狂言師の野村萬斎、組織委の中井元チーフ・セレモニー・オフィサーが参加。野村は「選手を温かく迎えイベントを盛り上げていただきたい」と強調し、「共につくりみんなで盛り上げましょう」と記したパネルを掲げた。開閉会式全体の演出については「骨格はできており、7、8合目まで行っている。あとは具体的に仕上げていく」と述べた。
対象は2002年4月1日以前に生まれた人で、日本国籍か日本在留資格のある人となる。応募者の中から抽選などを経て採用者を決定する。五輪・パラ両方に応募することもできる。