レスリング女子５０キロ級の１８年世界女王で東京五輪代表候補の須崎優衣（２０）＝早大＝が１３日、千葉県松戸市内で成人式に出席した。

　選手として普段はクールな姿を見せるが、成人式ではクリーム色のキュートな振り袖姿で、楽しそうに友人と言葉を交わした。母のお下がりの晴れ着に「変身してうれしかったです」とにっこりした。

　式中は松戸市長に東京五輪代表候補として紹介される場面もあった。「改めて注目してくださってると思ったし、松戸市にも応援してくれる人がたくさんいる」と感じたという。

　２０２０年が幕開け「今年は東京五輪に絶対に出場して、金メダルを取って色んな人に恩返ししたい。今日改めて強く思いました」。代表には３月の東京五輪アジア予選（西安＝中国）で２位以内で内定する。「（３月は）一瞬で来ると思うので、毎日毎日の練習をしっかりやりたい」。新成人は決意を固くした。