早大11季ぶりV 相良監督は「いいプレーヤー」…二男の昌彦と親子鷹での頂点

 「ラグビー大学選手権・決勝、早大45-35明大」(11日、国立競技場)

 就任2年目で、早大を11年ぶりの日本一に導いた。大学日本一時にしか歌うことが許されない第2部歌「荒ぶる」を全員で熱唱。相良南海夫監督(50)は「勝利することができて、11年ぶりに『荒ぶる』を歌うことができてよかった」と喜びをかみしめた。

 親子鷹でつかんだ日本一でもある。この日先発した二男のフランカー昌彦(1年)は、前半39分、相手守備網をかいくぐって突破し独走、1トライを挙げた。「いいプレーヤーですね。アタックだけでなくボールキャリーも多く、DFもやっていた」。緊張感の解けた試合後、一瞬だけ父親の顔も見せた。

 その昌彦は「1年での優勝。そこは父を超えられたかな。トライもできましたし、ワークレート(仕事量)もよかった」と自身も納得のプレーだった。

 ただし、トライ時に右人さし指で天を差しながら決めたことに関して「父からガラが悪いと言われました」。苦笑いしながら、ダメだしされたことを明かしていた。

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