菊池純礼2冠 五輪出場「二刀流」で狙う

 「スピードスケート・全日本選手権」(27日、エムウエーブ)

 短距離から長距離の4種目総合で争う「オールラウンド」部門の後半2種目が行われ、女子は菊池純礼(23)=富士急=が168・443点で初優勝した。ショートトラックの全日本に続く2冠。男子は一戸誠太郎(ANA)が1500メートル、1万メートルとも1位となり日本新記録の151・590点で初制覇した。年明けの国際大会の距離別代表選考レースも実施され、女子1500メートルは高木美帆(25)=日体大助手=が国内最高を更新する1分54秒31で1位、小平奈緒(相沢病院)が2位だった。

 ショートトラックの全日本女王・菊池純は伝統のタイトルを手にし「まずまずの滑りだった」と笑みを浮かべた。ショートで育った選手がロングで活躍する例は海外では少なくない。オランダ女子のテルモルスは「二刀流」で平昌五輪に出場し、ロングの1000メートルで優勝、ショートのリレーで3位。今季から二足のわらじに取り組む菊池純も「やるからには五輪で戦えるところまで引き上げたい」と大きな目標を掲げた。

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