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朝乃山、来年は大関挑戦 飛躍の1年、初年間最多勝&技能賞締め!

 「大相撲九州場所・千秋楽」(24日、福岡国際センター)

 新小結朝乃山が正代に寄り切られ、11勝(4敗)で大躍進の1年を終えた。今年55勝で初の年間最多賞に輝き、初の技能賞も獲得。本格右四つのスケール感に親方衆からの評価も高い。来年は大関挑戦の年に位置づけられ、まずは1月の初場所で2桁勝利がノルマ。ハイレベルの優勝争いなら一気昇進の可能性もゼロではない。14日目に43度目の優勝を果たした横綱白鵬が結びで大関貴景勝を寄り切って14勝目(1敗)を挙げ、締めた。他の三賞は大栄翔が初の殊勲賞、正代が3度目敢闘賞に選出された。

 朝乃山は「悔しい」と何度も繰り返した。1年最後の取組で完敗。得意の左上手を取れず後手に回り、正代に寄り切られた。「自分の形にしたかった。そこがダメ」と反省した。

 12勝目を逃したのは確かに痛恨だ。昇進を預かる審判部の高島部長代行(元関脇高望山)は「(来場所の大関とりは)難しい。御嶽海より(印象が)弱い。こつこつやっていけば道はひらける。大勝ちしたらまた違うかも」と説明した。

 大関昇進の目安は三役3場所で計33勝。朝乃山は先場所は平幕で10勝、今場所の11勝と合わせ2場所計21勝。来場所、12勝で33勝に到達するが、大関とりの起点はあくまで今場所の11勝との認識だ。先場所優勝した御嶽海でも今場所は正式な大関とりではなかった。

 朝乃山は来年1月の初場所で2桁勝利がノルマ。大勝ちなら一気昇進の可能性は残す。いずれにせよ来年は大関に挑む1年になる。

 初の年間最多賞に技能賞も獲得した。八角理事長(元横綱北勝海)も「急激に力をつけている。5月の優勝が変えた。勝ち方がいい」と絶賛する。押し相撲の多い幕内で本格右四つは大きな魅力だ。

 「右四つを磨いて目標とされる力士になる。来年も充実した1年にしたい。今の番付より上を目指したい」。来年を勝負の年に位置づけた。

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