12・1早明25年ぶり全勝決戦 明大・武井40メートル独走トライでトドメ

 「関東大学ラグビー対抗戦、明大40-17帝京大」(24日、秩父宮ラグビー場)

 明大が帝京大に40-17(前半26-3)で快勝し、6戦全勝とした。同じく全勝の早大と12月1日に優勝を懸けて対戦する。ともに全勝で早明が優勝を懸けて激突するのは1994年以来25年ぶり。明大・北島忠治監督、早大・宿沢広朗監督(ともに故人)時代以来となった。帝京大は昨季まで続いた連覇が8で止まった。

 勝負を決めたのは主将でフッカーの武井(4年)の快走だった。前半20分、自陣からカウンターを仕掛けた副将のWTB山村(4年)をサポート。中央線を越えたところでパスを受けるとパスダミー、ステップを駆使して40メートルを独走、インゴールに飛び込んだ。

 「味方が相手にタックルされたときに備えてサポートに走ったらパスが来て、前にスペースがあったから走っただけ」と武井。W杯日本大会の3位決定戦を観戦したそうで印象的だったのは「(相手の)小さなミスからトライを取り切るオールブラックス(ニュージーランド代表)の意識」。これがカウンターからのトライにつながった可能性もある。

 序盤からスクラムで主導権を奪い、FW戦でも圧倒した。コーチを経て、昨季からチームを率いる田中監督は「明治に来て3年になるが、数年前はこういうゲームができるとは想像していなかった」と成長を実感。全勝対決となった早明戦へ、武井は「絶対負けません」と言葉に力を込めた。

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