羽生結弦、55点差で3年ぶりNHK杯優勝 ファイナルへ「戦える位置まできた」

フリーを終えて笑顔を見せる羽生結弦=真駒内セキスイハイムアイスアリーナ(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・NHK杯」(23日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)

 男子フリーが行われ、SP1位の羽生結弦(24)=ANA=が195・71点、SPとの合計で305・05点を記録し同大会3年ぶりの優勝を決めた。今年10月のスケートカナダに続くGPシリーズ連勝で3年ぶり(前回大会は出場権を確保も欠場)となるGPファイナル出場を確定させた。2位のケビン・エイモズ(フランス)に約55点差をつけ、圧倒的な地力の差を見せつけた。

 羽生は冒頭の4回転ループはねじ伏せるように成功させた。続く4回転サルコーは着氷。スピン、ステップシークエンスをはさみ、3回転ルッツ、単独の4回転トーループと着氷した。

 そして4回転トーループ-オイラー-3回転フリップの高難度コンビネーションが1つ目のジャンプが抜け単独の2回転トーループになってしまった。

 3回転アクセル-3回転トーループの予定を4回転トーループ-3回転トーループに変更。最後の3回転アクセル-2回転トーループを3回転アクセルからの3連続ジャンプに変更した。

 演技終了後は何度かうなずき、納得したような表情を見せた。

 演技後は「リカバリーはちょっとしたおまけ。ループとサルコーを跳ぶのがこの大会の目標だった」と冒頭の大技2本について言及した。「降りたと判定されたループは初めてなので、しっかり片足で立てたのは。一つ課題を超えられた」と手応えをつかんだ様子だった。

 「まだ余力があるなと。すぐには立てなかったけど、精神的な余力があった。あとはケガなくできたのでちょっとほっとした」と心境を語った。「やっとファイナルで戦える位置まできたなと。かなりたまっていたので、気持ちがやっといけるとなってうれしい」と語った。

 シーズンベストのフリー212・99点、合計322・59点をマークして優勝した今季のスケートカナダでは、冒頭の4回転ループがやや乱れた以外は、各要素で大きな加点を得た。中でも4回転トーループからの連続ジャンプは後半配置のため基礎点が1・1倍されて16・83点、ここに出来栄え点4・07点を加える得点源としていた。

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