ラグビー 新プロリーグ設立準備委員会発足 清宮副会長が構想明かす

 日本ラグビー協会は13日、都内で理事会を開き、新プロリーグ設立準備委員会を立ち上げることを決めた。委員長に清宮克幸副会長(52)が就き、岩渕健輔専務理事(43)ら協会理事と5、6人のトップリーグ関係者を含む13、4人で構成。21年秋の創設を目指す。

 清宮副会長は「10年後、20年後世界をリードしていく存在になるのがプロリーグ」と構想を明かす。同委員会で参入要件をあげ、年内か1月までに各チームに打診。賛同者が固まった段階で法人を作る流れになる。

 清宮副会長がプロ化構想を掲げたのが7月末だった。この日の準備委員会立ち上げについて、「階段を一歩上ったというイメージ。本当は三段跳びくらいに『プロリーグ、作ります』と言えればすごくスピーディーだが」と漏らした。

 一足飛びにいかない現状。岩渕専務理事はW杯の成功を経て「今のこのタイミングでいろんな意味で変わっていく必要がある」と強調。その上で、「日本のラグビーは今のままでは先細りになる。だからこそスピード感をもって取り組まなければいけないですし、一方で慎重に考えなければいけないことは、しっかり議論しなければならない」と話した。

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