萩野Vも基準タイム届かず ラストチャンス200個メへ「スイッチ入った」

 「競泳・社会人選手権」(9日、静岡県富士水泳場)

 男子200メートル背泳ぎ決勝は予選1位の萩野公介(25)=ブリヂストン=が1分57秒96で優勝した。しかし目標である日本代表候補入り基準タイム(1分57秒45)には0秒51届かず、10日の200メートル個人メドレーで同記録(1分59秒23)突破を目指す。

 「もちろんもっと速ければよかったけど、1本泳いで体にスイッチが入った感じがする」と萩野。個人メドレーを中心に練習を重ねてきたといい「ある程度いい泳ぎができている」と手応えも得た。

 本命であり、ラストチャンスである10日の大勝負へ「いいレースをすれば間違いなく(基準タイムは)切れるという自信をもとにやっている。集中していきたい」と言い聞かせるように語った。

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