バスケットボール女子日本代表が５日、東京五輪世界最終予選アジア地区予選（１４日開幕、マレーシア）へ向けた合宿を都内で公開した。一度引退したものの９月に現役復帰したリオ五輪主将の吉田亜沙美（３２）＝ＪＸ－ＥＮＥＯＳ＝が２年ぶりに代表に復帰した。

　時折笑顔も見せながら、背中に日の丸の入ったウエアでプレーした吉田。東京五輪への思いが捨てきれず「後悔したくなかった」と復帰を決めただけに「このチャンスを何が何でもものにしたい。まずこの大会で吉田亜沙美という存在を示したい」と意気込んだ。

　トム・ホーバスＨＣは「（体力も技術も）そんなに落ちてない。気持ちはすごく強いし、練習も一生懸命。楽しみ」と新たな化学反応に期待を寄せた。

　日本は既に開催国枠での五輪出場が決まっている。