八村に洗礼 厳しいマークに連続2桁得点止まる…
「NBA、ウィザーズ109-131ティンバーウルブズ」(2日、ワシントン)
ウィザーズの八村塁(21)は本拠地ワシントンでのティンバーウルブズ戦に先発し、22分29秒の出場で4得点、2リバウンドだった。開幕からの連続2桁得点は4試合で止まった。チームは109-131で敗れて3連敗。5試合連続で先発した八村は相手に厳しくマークされて前半は2得点。後半もダンクシュートを一つ決めるだけにとどまった。
開幕から新人離れした活躍を見せてきた八村は勢いを止められた。シュートの精度を欠き、第1クオーターの出だしで3点シュートを外す。その後も相手の厳しいマークに遭い、ゴール下ではシュートを何度もブロックされた。前半はシュート10本のうち成功はわずか1本だった。
後半はシュート機会が1度だけ。第3クオーターの序盤にガードのビールと呼吸が合い、パスを受けて鮮やかにダンクシュートを決めたのが少ない見せ場の一つだった。「攻撃は(これまでと)変わらなかった」と話したものの、今季5戦目は2桁得点を続けていた時の姿とは違った。
チームは敗色濃厚な展開となって迎えた最終の第4クオーターで主力を休ませ、八村の出番もなかった。相手に快勝を許し「守備、リバウンドをやっていかないと攻撃も回ってこない」と守備の重要性を痛感しながら悔しさをにじませた。