ラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会の決勝が行われた2日、関西ラグビー発祥の地として知られる下鴨神社(京都市左京区)でパブリックビューイング(PV)があり、約650人が観戦を楽しんだ。会場はジャージー姿のファンらで埋め尽くされ、後半に南アフリカ代表が続けてトライを決めると、大歓声に包まれた。
日本代表監督を務め、2016年に亡くなった平尾誠二さんとプレーした元選手らが企画。2学年後輩で、京都・伏見工高時代から日本代表までキャリアをともにした神戸製鋼OBの杉本慎治さん(55)は「日本開催に尽力した平尾さんとW杯を見たいという思いでやってきた」と語った。