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カヌー・羽根田、4大会連続五輪切符 “前哨戦”3位「ここからが本当の厳しい戦い」

 男子カナディアンシングルは前回リオデジャネイロ五輪銅メダルの羽根田卓也(32)=ミキハウス=が4大会連続の五輪代表に決まった。今大会は3位。五輪初採用となる女子同種目は佐藤彩乃(22)=秋田病理組織細胞診研究センター=が代表入り。カヤックシングル男子は足立和也(28)=山口県体協=が初、女子は矢沢亜季(27)=昭和飛行機工業=が2大会連続の五輪代表を決めた。

 リオ五輪銅メダリストで“ハネタク”の愛称で知られる羽根田が、東京五輪でリオ超えを目指す。「目標の順位は皆さんと一緒。リオ以上を目指してやっていく」と再びの表彰台を目標に置いた。

 代表は選考対象大会の獲得ポイント合計で決まる仕組み。羽根田は今大会決勝でスタートさえすれば内定する状況だったが、五輪会場で世界の強豪が集結した一戦とあって、本番を見据え手は抜かなかった。

 18日の予選で7位、この日の準決勝は4位で、決勝は93秒90のペナルティーなしで3位と駆け上がり「国内の他の選手との差はあったけれど、油断をせずに取り組んできた結果。自信につながります」と笑顔を見せた。

 羽根田と同じく五輪4大会連続出場を狙った男子カヤックシングルの矢沢一輝(西目屋村教育委)、女子同種目で北京五輪4位の竹下百合子(キッコーマン)ら長年ともに戦ってきた同世代選手の東京五輪への道がこの日に断たれた。

 「4大会もチャレンジできること、しかも自国開催の五輪に出ることは、誰にでもできることじゃない。選手冥利(みょうり)につきる。ここからが本当の厳しい戦い。東京で全てを出し切りたい」。“戦友”の思いも背負い、日本のエースが、力強く「東京」への新たな一歩を踏み出した。

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