販売済みチケットは返金方針 東京五輪マラソン、競歩が札幌開催に変更で

 国際オリンピック委員会(IOC)のトマス・バッハ会長(65)は17日、猛暑が懸念される東京五輪のマラソン、競歩について、大会組織委員会と札幌開催で合意したとの認識を示した。組織委の森喜朗会長(82)はこの日、都内で取材に応じ、IOCの意向を容認する姿勢を示し、札幌移転は避けられない状況となった。

 東京五輪の準備状況を監督するIOC調整委員会のジョン・コーツ委員長が16日、ドーハで取材に応じ、「国際陸上競技連盟が早急にコース計画を練って実行する」と実現に自信を示した。調整委員会は30日から3日間、東京都内で開催の予定。「先週には(橋本聖子)五輪相が前向きであることも知った」と述べ、一部の大会関係者とは調整していたことを示唆した。

 マラソンの開始時刻は招致段階の計画の午前7時半から午前6時に前倒しされていたが、元に戻す可能性も示した。また販売済みの観戦チケットに関しては、購入者に返金する方針という。

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