日本男子3位で団体決勝へ 萱、個人予選4位通過

 「体操・世界選手権」(7日、シュツットガルト)

 男子予選が終了し、谷川翔(順大)谷川航、萱和磨(以上セントラルスポーツ)神本雄也(コナミスポーツ)橋本大輝(千葉・市船橋高)の日本は昨年3位で既に五輪出場枠を確保していた団体総合で6種目合計258・026点の3位となり、上位8チームで争われる9日の決勝に進んだ。個人総合は萱が合計85・731点の4位で上位24人(各国・地域最大2人)の決勝に進出したが、谷川翔は40位で敗退した。

 持ち味の安定感は、大舞台を重ねるごとに磨きがかかっている。男子予選で全6種目を演技した萱は個人総合で予選4位の好内容。「あん馬と平行棒で高得点を取れたので、昨年より成長した」と実感を口にした。

 昨年も予選で6種目に起用され、個人総合決勝では白井(日体大大学院)を上回る日本勢最高の6位と大躍進した。演技を分析し、減点が大きい技から少ない技に入れ替えるなど細部を見直し「昨年よりかなり(出来栄えを示す)Eスコアが評価されている」と手応えを語った。日本が王座奪還を目指す団体総合決勝でも頼れる存在になりそうだ。

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