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テコンドー協会理事会 女性理事が倒れて救急搬送「迷走神経反射」か

 女性理事を搬送する救急車
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 強化体制の在り方を巡って選手と対立している全日本テコンドー協会が8日、都内で理事会を開催。ただ、会議は終了予定時間よりも2時間以上延長。さらに、選手側に立っていたアスリート委員長の高橋美穂理事が体調不良で倒れ、救急車で搬送されるなど異常事態となった。

 午後1時に始まった理事会は、5時頃に終了し、5時半から記者会見が行われる予定だった。しかし、話し合いは長引き、会見開始予定時間は2度も延長。さらに、午後7時前には退室した高橋理事が体調不良で倒れ、救急車で病院に搬送された。治療に当たったドクターによれば「迷走神経反射」とみられ、強い恐怖感やストレスによって自律神経を急に失調し、失神やめまいを引き起こすものだという。

 今月1日には金原昇会長ら幹部、選手、所属関係者が出席して協議会を行ったが、ほとんどの選手が途中退席するなど決裂した。選手側はかねて合宿や遠征の高額な自己負担や、練習の指導体制に不満を抱えており、6月に「意見書」を提出。9月の強化合宿では選手の大半が“ボイコット”するなどあつれきが表面化した。同月末に国際機関のワールドテコンドーから事情を聞かれた際には、協会が「選手からは不満はない」と回答していたことが発覚し、対立はより深刻化していた。

 協会のガバナンスのずさんさが懸念されている中、金原会長は1日の協議会後に「有意義な議論ができた」と話したが、シドニー五輪銅メダリストの岡本依子副会長は「(理事会を)解散して当然。責任を取った方がいい」と現理事の“総退陣”を提案していた。

 金原会長を巡っては反社会勢力とのつながりが一部で報じられており、この日、倒れた高橋理事は協会のコンプライアンス委員会に調査を依頼。9月30日に受理されたことを1日に報告していた。金原会長は「関係ございません」と、関わりを否定している。

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