宇野昌磨、今季は「楽しみたい」重視するのは表現力の向上「ジャンプ5割、表現5割に」

 フィギュアスケートでグランプリ(GP)シリーズ(全6戦)に向けた会見が6日、都内で行われた。男子で平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=は今季の抱負を「楽しみたい」と語った。

 山田満知子、樋口美穂子両コーチから離れ、初のメインコーチ不在で迎えるシーズン。昨季とは環境も心境も変化した。「(昨季は)良い結果を残したいと自分を追い込んで、満足できない試合が多かった」と楽しむことから離れていた。

 だがシーズンオフでのアイスショー出演や、振り付けを受ける中で「世界で戦える場を経験できているのに、楽しまなくて損」と考えを改めたという。

 自身を「小さい時は高橋大輔選手の表現に憧れたのに、いつのまにかスケートより(ジャンプに特化した)競技になってた」と分析する。楽しむ上で重視するのは表現力の向上。「今まではジャンプ8割だったけど、ジャンプ5割、表現5割にしたい」と今後のプランを語った。原点を見つめ直し、演技の向上を図る。

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