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不屈の“和製ヘラクレス”右代啓祐誤内定騒動も過去最高16位 東京へ「まだやれる」

男子十種競技の全種目を終え、スタンドに向かってあいさつする右代啓祐(左端)
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 「陸上・世界選手権」(3日、カタール・ドーハ)

 男子十種競技の2日目が行われ、一時は日本陸連から内定をもらっていたものの、国際陸連からエントリーを認められず、その後急転、招待枠での5大会連続出場が決まった右代啓祐(33)=国士舘ク=は、合計7545点で過去最高順位となる16位に入った。

 直前に心が乱される事態に陥った中でも、全力で大会に臨み、戦い抜いた。右代は「そうですね。あっという間に終わっちゃった感じでした」と振り返った。

 円盤投げでは今季ベストの41メートル41をマークし、全体3位に食い込むなど、初日の20位から意地の4人抜き。ミスもあり「精度が足りなかったかなという反省はある。勝負所ではうまくできてはいるんですけど、もう少し落ち着いてやれればよかった。過去の大会と比べてもこの大会に懸ける部分は大きかったので、記録としては悔しい部分はある。順位はあれですね。やっぱり8000点で12位というのが目標だったので、そこに到達してないのは悔しい」と、目標の8000点台に届かなかったことを悔やんだ。

 険しい道は続く。東京五輪出場には8350点という参加標準記録が立ちはだかる。右代の自己ベストは2014年に出した8308点。年齢も重ねる中で、高いハードルとなるのは間違いない。それでも…。

 「いろんな思いもあってこの大会を迎えたが、試合に出るという思いでこの大会までやってきたし、自信を持って、すべての種目でやり残しがない形で試合に入れた。まあ自分の中では自信をもって挑んだ大会。やってきた割に成果が出ないのは、正直悔しい思いはあるが、それが年齢だったり、体力的な弱さだと感じてない。自分まだまだやれるという思いがある時点でこれから先も奇跡が起きるんだと信じてます。まだやれる、チャレンジは続いていく」-。

 リオ五輪では選手団の旗手も務めた“和製ヘラクレス”。不屈の挑戦は続く。

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