バスケ3人制の開催国枠は男女どちらか1枠に…五輪予選での出場目指す

 日本バスケットボール協会は3日、都内で会見し、2020年東京五輪で新種目として行われる3人制バスケットボール「3x3」の開催国枠が1枠になったと発表した。

 当初、3人制は11月1日時点での世界ランクで男女どちらか上位のチームに1枠開催国枠が付与されると規定されていたが、3月に開催されたFIBA(国際バスケットボール連盟)セントラルボードにおいて、国際オリンピック委員会(IOC)承認という条件付きながら男女とも開催国枠が認められることになった。しかし、IOCとの協議の結果、承認が得られず、当初の取り決めに従って「1枠」となったという。

 東京五輪に出られるのは男女各8チーム。11月1日時点での世界ランク上位4または3カ国(開催国枠による)が出場枠を獲得する。残りは来春に予定されている2つの五輪予選の上位国に与えられる。

 11月1日のランキングが発表されるまでは日本はランキング向上に努める方針。ポイントが与えられる国内大会を積極的に開催したり、ポイントの対象となる日本人100位以内の選手に協力を求めていくという。

 それでも出場枠が得られなかった場合、五輪予選を勝ち抜くための強化にシフトする。三屋裕子会長は「できれば開催国枠で行きたかったのが正直なところだが、本来は戦って勝ち残っていくべきところが五輪。実力の中で行けばいい。正面切って戦っていこうと思う」と話した。

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