ウィザーズの八村塁は９月３０日（日本時間１０月１日）、本拠地ワシントンにあるチームの練習施設で行われたキャンプイン前日の恒例行事「メディアデー」に参加し、日米メディアの取材や写真撮影に応じた。八村らと同イベントに参加した昨季のチーム得点王ビールが「彼のすべてが大好きだね」と好印象を口にした。

　すでに八村らと合同自主トレを行っているビールは印象を問われると開口一番、「ルイは僕より静かですよ」。自主トレではピックアップゲーム（実戦形式の練習）でプレーしたことを明かし、「イケてたね。素晴らしかった。シュート、リバウンド、ボール運び、自分の思い通りのプレーをしていた。複数のポジションもこなせるし、チームに大きなプラスになっている」と絶賛。「ここまでいい感じだね。彼のすべてが大好きだね」とすっかりほれ込んでいた。

　ウィザーズは２枚看板の１人、ウォールが昨年にアキレス腱手術を受け、今季の復帰は絶望的。昨季は全８２試合に出場し、チーム最多＆自己ベストの平均２５・６得点を挙げたビールがチームの命運を握ることになる。

　八村はビールについて「テレビでずっと見ていたスーパースターの選手たちと一緒にプレーしているのは夢みたいに感じている。そういう人たちと近くでやれることで僕もいろいろ学ぶところがあるので、毎日が楽しい」と感想。中でもリーダーシップに感化されたようで「チームのまとめ役。僕もそういう選手になっていきたいと思っているので、最初のチームにそういう選手がいることはすごく大きいと思う。一つ一つのしぐさや行動が（他の選手とは）違うのでそういうところを学んでいきたい」と話した。