川内「自分のペース貫く」 猛暑対策は「温泉入って来ました」
陸上世界選手権男子マラソン代表の川内優輝(32)=あいおいニッセイ同和損保=が30日、開催地ドーハへの出発前に羽田空港で取材に応じ、猛暑対策が重要視される中、「(取材前に)温泉に入って来ました」と笑顔でアピールした。
暑さ対策は万全だ。6月にドーハを下見し暑さを肌で感じた。同月の釧路合宿ではあえてサウナに通った。さらに「暑くて頭がおかしくなると、どういうペースか分からなくなる」と、順位を重視した試合では付けなかった腕時計を付けて挑む。
鍵を握るのは「自分のペースを貫くこと」。男子50キロ競歩で優勝した鈴木雄介(富士通)の試合を見て、再認識したという。酷暑も制し、8位入賞を目指す。