女子バレー日本 世界1位セルビア撃破 2セット落とすも3セット連取の大逆転

 第3セット、ポイントを奪い喜ぶ日本
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 「バレーボール・女子W杯、日本3-2セルビア」(27日、丸善インテックアリーナ大阪)

 第9戦を行い、世界ランク6位の日本は、同1位でリオデジャネイロ五輪銀メダルのセルビアに3-2(21-25、21-25、25-20、25-20、15-6)で逆転勝ちし、4勝目(5敗)を挙げた。セルビアは4勝5敗。

 第1セット、スタメンの平均身長で8・8センチ上回るセルビアのブロックに苦しんだ。17-20の場面で右足首を痛めて出遅れていた黒後愛(東レ)が交代で出場。W杯デビューを果たした21歳はブロックアウトで2得点したものの、第1セットは21-25で失った。

 黒後は第2セット、13-17から出場し、またもブロックで得点。しかし、高いブロックにも阻まれ、21-25で失った。

 0-2で迎えた第3セット、10-12とリードされたところから、石井優希(久光製薬)、新鍋理沙(久光製薬)のスパイクなどが決まり、13-12と逆転した。奥村麻依(デンソー)のブロック、鍋谷友理枝(ともにデンソー)のスパイクなどで加点。最後は相手のレシーブが乱れたところから奥村のダイレクトスパイクが突き刺さり、25-20で奪った。

 第4セットは奥村、鍋谷らのスパイクを中心に、25-20で取り、勝負は最終セットへもつれ込んだ。

 第5セット、奥村のブロック、セッター佐藤美弥(日立)のツーアタックなども決まり、15-6で取った。

 大会は12チームが1回戦総当たりで争う。日本は29日に2勝7敗のアルゼンチンと対戦する。

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