猛暑の世界陸上 女子マラソン予定通り開催 30度以下確認 エントリー69人出場へ

 「陸上・世界選手権」(27日開幕、ドーハ)

 国際陸上連盟は27日、この日の現地時間23時59分(日本時間28日5時59分)にスタートする女子マラソンについて、予定通り開催することを決定したと発表した。最新の気象情報で今夜のレースの気温が30度以下になることが確認された。各国のチームリーダーとチームドクターには気象条件を説明。正午段階でエントリーしている69人が出場の意志を示しているという。

 ドーハでは連日日中42、3度まで上がり、夜間も30度超え。湿度は80~90パーセントの状況が続いており、フランスの放送局「フランス・アンフォ」は、女子マラソンと、2日目の夜に行われる男女50キロ競歩について中止の可能性を報じていた。

 大会前に会見した日本の女子マラソン3選手も、「生活してるだけで熱中症の危険がある」(中野)、「ムアっとした感じで、ジョグしてるだけでもウエアが絞れるぐらいぐちゃぐちゃになる」(谷本)、「湿度で思ったよりも体力を消耗している。水分の取り方、取るものを気をつけないと」(池満)と、想定以上の暑さへの対策に思いを巡らせていた。

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