陸上・十種競技の右代啓祐、一転して世界選手権出場へ「精一杯準備していきます」

 陸上の十種競技で、世界選手権(27日開幕・ドーハ)へのエントリーが国際陸連に認められていなかった右代啓祐(国士舘クラブ)が、本大会に出場できることになった。日本陸連が20日、公式ツイッターで発表した。

 右代も自身のツイッターに思いをつづった。20日午後10時16分の投稿で、関係者や応援してくれた人への感謝をつづった上で「メダル獲得の夢に近づける様、精一杯準備していきます。応援よろしくお願いします」などと記した。

 右代は4月のアジア選手権で優勝、6月の日本選手権でも優勝したことで、日本陸連が代表に決めた。しかし、今月17日になって国際陸連からエントリーが不承認になったことが判明。右代自身もツイッターで出場できない旨を告白していた。

 18日に日本陸連の麻場一徳強化委員長が会見し、「(選考に)不備があった」ことを認め、謝罪した。日本陸連は24枠のエントリーに入れるよう、棄権者が出た場合の代替などを模索するとしていた。

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