行司 受難の一日 足もつれ土俵下に転落…差し違えで八角理事長に謝罪も

 「大相撲秋場所・6日目」(13日、両国国技館)

 15年目の34歳、幕内隠岐の海が志摩ノ海を押し出して、自身2度目となる初日から6連勝に伸ばした。貴景勝が敗れ、ただ1人、全勝を守り単独トップ。6日目を終え、平幕の単独トップは08年秋場所の豪栄道以来、11年ぶり。10勝で大関復帰を目指す関脇貴景勝は遠藤を相手に右足を滑らせ、つきひざで初黒星。横綱鶴竜は平幕大栄翔に屈し連日の金星配給。大栄翔は初金星となった。豪栄道、栃ノ心も敗れ、大関以上が全滅と波乱の1日となった。

 豪栄道-朝乃山の一番では三役格行司の木村玉治郎が勝負の最中に足をもつれさせ、土俵下に転落する珍事があった。右額付近を大きく擦りむいた。7日目以降について「歩けるから大丈夫」と出場に支障はないと述べた。また、立行司の第41代式守伊之助が結び前の玉鷲-栃ノ心で軍配差し違えをしたため、打ち出し後に八角理事長(元横綱北勝海)に謝罪した。

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