セーリング、エリート岡田と苦労人外薗“オカホカ”ペア ホロ苦五輪切符

 「セーリング・W杯江ノ島大会・最終日」(1日、江の島ヨットハーバー)

 ちょっぴりほろ苦い五輪決定だった。岡田、外薗ペアは予選11位で、メダルレースに進めず。ただ、日本勢最上位9位だった世界選手権などのポイントで大きくリードしており、仮に他の日本勢が優勝しても逆転は不可能な状況。レース確定を待つだけだった。外薗は「代表になるのが第一だったので、しょうがないですね」と、苦笑いで振り返った。

 今回は他の日本勢との争いに終始したため振るわなかったが、昨年のこの大会で優勝するなど爆発力を秘める。ソフトバンクの和田毅投手似のスキッパー岡田は天性のセンスを持つ。資金難に苦しみながらも競技を続けてきた5歳年上のクルー外薗は、経験と明るい性格でペアをけん引する。1年後の、この江の島での夢舞台に向け、岡田は「金メダルを」と、力強く誓った。

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