清水希容、屋久杉に誓った金メダル「エネルギーをもらってきた」

練習を公開した清水希容
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 空手の元世界女王で東京五輪の女子形の金メダル候補、清水希容(25)=ミキハウス=が7日、大阪府八尾市で練習を公開。優勝した先月のアジア選手権(ウズベキスタン)から帰国後、先月末に3日間の屋久島旅行を楽しんだことを明かした。「パワースポットだからいつか行ってみたいと思っていた。エネルギーをもらってきたのであと1年頑張れる」とつかの間の休息でリフレッシュした。

 「何年ぶりかな」という今回の旅行は「試合が続いていて疲れているし、気分転換しに行こう」と日本代表の同期3人で敢行した。世界遺産の屋久島では約10時間を要するトレッキングツアーに参加。推定樹齢4000年とも言われる縄文杉は願いがかなうとされており、「五輪でいい演舞ができますように」と“1番”のポーズで写真を撮った。また、昨年3連覇を逃した世界選手権が来年開催されるため「もう一度一番高いところに立てますように」とお願いしたという。

 トレッキングには意外な効果もあった。31日に練習を再開すると「(山道の)不安定なところをずっと歩いていたのでいいトレーニングになったみたい。今までより体幹の使い方がよくなっているねとコーチから言われました」と清水。現地は雨が多いことで知られるが、3日間「ずっと晴れてて奇跡と言われました」。心身ともにリフレッシュは完了。次戦の国際大会「プレミアリーグ・東京大会」(9月6日開幕)へ備える。

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