萩野19位…200m自由形は予選敗退「まだまだ技術的な課題はある」

 「競泳・W杯東京大会」(4日、東京辰巳国際水泳場)

 今大会で実戦復帰した萩野公介(24)=ブリヂストン=は男子200メートル自由形予選で1分50秒43となり、19位で敗退した。7月の世界選手権で200、400メートル個人メドレー2冠を果たし東京五輪代表に内定した瀬戸大也(25)=ANA=は400メートル個人メドレー決勝で4分11秒41の大会新記録をマークし優勝した。

 勝負の世界はそう甘くない。3日の200メートル個人メドレーで実戦復帰した萩野だが、2種目目の200メートル自由形は泳ぎに伸びを欠き予選落ち。「なかなか難しい部分も多かった。クロールで200メートルいいフォームで泳ぎ続けることができなかったし、まだまだ技術的な課題はある」と苦笑いで振り返った。

 久々のレースだっただけに疲労は残り、筋肉痛も出た。「全身パツンパツン」と萩野。突きつけられた現在位置はかつてないほど低い場所だが、指導する平井伯昌コーチ(56、日本代表監督)が「今までにない前向きさ、明るさがあった」と語ったように、小さな変化は見えつつある。

 「ここからが強化、ちゃんとした練習の始まり」と萩野。この一歩を来年の飛躍へとつなげる。

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