瀬戸大也、北島康介以来の日本勢2人目の2冠 400個人メドレーで3個目のメダル

 男子400メートル個人メドレー決勝で優勝し、ガッツポーズする瀬戸大也
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 「競泳・世界選手権」(28日、光州)

 男子400メートル個人メドレー決勝が行われ、200メートルとの2冠を目指す瀬戸大也(25)=ANA=は4分8秒95で金メダルを獲得した。開始から先頭に立つと、最後はリザーランド(米国)の猛追を振り切って優勝。金メダルを獲得した200メートル個人メドレーに続き、この種目でも東京五輪代表に決まった。

 「1年間この試合に向けて頑張ってきたので、金メダル2つ取れたのは本当に幸せなことだなと。最高でも最低でも金と言っていたので、きょうのレースは最低だったんで…それでも金取れたのは、自分の実力が上がっている証拠だと思うので。まだまだ課題が見えているので、ラッキーを無駄にしないで東京五輪で金メダル取れるように頑張ります」と反省しつつも、手応えもつかんでいた。

 瀬戸は、世界選手権の日本勢で北島康介を抜いて単独最多となる4個目の金メダルを獲得。200メートル個人メドレーに続く金メダル獲得となり、1大会2冠は03年に100メートル、200メートル平泳ぎで2冠を果たした北島以来日本人2人目の快挙となった。

 瀬戸は予選を4分12秒27の1位で通過。次の組で泳いだ、前回大会個人メドレー2冠のケイリシュ(米国)は4分15秒62でまさかの予選落ち。「決勝は一人旅します」と“勝利宣言”していたが、まさに有言実行となった。

 瀬戸は24日の200メートルバタフライ決勝では銀メダルを、25日の200メートル個人メドレー決勝では金メダルを狙い通りに獲得。大本命のこの400メートル個人メドレーで今大会3つめのメダルを獲得した。

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