タカマツ圧勝発進 他競技からも五輪出場の難しさ実感

 「バドミントン・ジャパン・オープン」(24日、武蔵野の森総合スポーツプラザ)

 20年東京五輪のテスト大会を兼ねた大会で、各種目の1回戦が行われ、女子ダブルスで世界ランク3位の16年リオデジャネイロ五輪金メダリスト、高橋礼華(29)、松友美佐紀(27)=ともに日本ユニシス=組は、同27位の英国ペアを2-0で退け、2回戦に進出した。世界ランク1位の福島由紀(26)、広田彩花(24)=ともにアメリカンベイプ岐阜=組、女子シングルスの山口茜(22)=再春館製薬所=らも2回戦に駒を進めた。

 五輪2連覇への思いがあふれ出した。「あくまで目標は2連覇。簡単ではないが、他の人にはできない難しいことをやっていきたい気持ちがある」。節目の日を迎えた高橋礼の決意表明だった。

 他の競技からも、連覇に挑む難しさを痛感している。「(レスリングの)伊調(馨)さんや登坂絵莉ちゃんが出られるか分からないとか、(体操の)内村(航平)さんがケガで…とか見ていると、そんなに簡単ではないんだなと」。五輪出場枠は最大で2。現在世界ランクは3位で、まずは1~3位を独占する日本人ペア同士の戦いを勝ち抜かなければならない。

 準優勝した前週のインドネシア・オープン中、ともに発熱などの体調不良に見舞われた。現在も万全ではない中、圧勝発進。プレ五輪のVで1年後へ弾みをつける。

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