W杯絶望の富樫勇樹「凄く楽しみだったので悔しい」も「みなさんと一緒に応援」

 右手第4中手骨骨折で全治2カ月と診断され、バスケットボール男子のW杯(8月31日開幕・中国)出場が絶望的となった司令塔のPG富樫勇樹(25)=千葉=が24日、自身のツイッターを更新し、「リリースがあったとおり、代表練習で怪我をしてしまい、ワールドカップに出場する事が出来なくなりました」と、ファンに報告した。

 20日に負傷し、この日所属する千葉が発表。「たくさんの人に応援してもらい、凄く楽しみだったので悔しいですが」と無念さを吐露しつつ「日本でみなさんと一緒に応援したいと思います!!!」と、代表にエールを送った。

 現状については「全然元気です!!怪我は手の骨が折れただけなので心配しないでください!ただタイミングがかなり悪かったというだけです!笑」と明るく報告。「でも初めての手術はめちゃくちゃ怖いです」と手術することを明かした。

 この日、報道陣の取材に対応したフリオ・ラマス監督(55)は「チームにとって悲しいニュース。痛手です。代わりのいない存在。何より彼の心境を思えば、W杯にいけないことは悔しい気持ちでいっぱいだろうなと思う。今はけがを集中して治してほしい」と、離脱を残念がった。

 富樫は21年ぶりのW杯出場を決めたアジア予選の厳しい戦いをけん引した不動の司令塔。6月にはBリーグで初めての1億円プレーヤーとなり、八村塁、渡辺雄太ら才能溢れる“日本版ドリームチーム”でのタクトに期待が懸かっていた。

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