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小池9秒98 日本人3人目9秒台 100メートルでも急成長!大健闘4位

 「陸上・ダイヤモンドリーグ」(20日、ロンドン)

 男子100メートル決勝で小池祐貴(24)=住友電工=が9秒98をマークして4位に入り、「10秒の壁」を破った3人目の日本人となった。6月にサニブラウン・ハキーム(20)=米フロリダ大=がマークした日本記録には0秒01及ばなかったが、桐生祥秀(23)=日本生命=が2017年に出した日本歴代2位の記録に並んだ。200メートルを得意とする小池は今年5月に10秒04をマークするなど100メートルでも急成長していた。   

 9秒台の記録を持つ選手が7人走った決勝。出場9人のうち自己ベストが10秒04で最も遅かった小池が、鋭く飛び出して60メートルすぎまで先頭を争った。終盤にかわされたが、9秒98で4位に食い込む大健闘。世界で十分に戦える力を証明し「ほぼ完璧な走りだった」と胸を張った。

 元野球少年が立命館慶祥高で本格的に陸上を始めて以来、自身の前には常に同い年の桐生がいた。桐生が10秒01を出して注目を集めた13年は全国高校総体、国民体育大会の100メートルでともに桐生に次ぐ2位。200メートルを主戦場としてきたのは「(100メートルで)彼に勝つのは不可能」と考えたからだった。

 転機は慶応大4年だった17年。独力での練習に限界を感じ、スポーツクラブを通じて出会ったロサンゼルス五輪男子走り幅跳び7位の臼井淳一氏に指導を依頼した。走り込みと筋力強化に「人の倍くらい」精力的に取り組み急成長。シーズン前に10秒17だった自己記録を0秒19も縮めた。

 長年背中を追ってきたライバルに記録の上で並んだが、「出る時は出る。たまたまコンディションを整えてこられただけ」。上昇一途の24歳は冷静に受け止め、前を見据えた。

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