鶴竜が初日から10連勝、1差で追う白鵬 左肘痛めた高安が勝ち越し

逸ノ城(左)を寄り切りで下し、全勝を守った鶴竜(撮影・坂部計介)
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 「大相撲名古屋場所・10日目」(16日、ドルフィンズアリーナ)

 無敗の横綱鶴竜(井筒)が逸ノ城(湊)を寄り切り、初日から10連勝とした。

 9日目に1敗に後退した横綱白鵬(宮城野)は関脇玉鷲(片男波)を突き落とし、連敗は免れた。

 勝ち越しまであと1勝に迫りながら、8日目に左肘を痛めた大関高安(田子ノ浦)は、明生(立浪)を寄り切り、勝ち越した。

 平幕では照強(伊勢ケ浜)が千代丸(九重)を押し出して入幕から3場所目で初の勝ち越しを決めた。このほか、友風(尾車)が貴源治(千賀ノ浦)に上手投げで勝って勝ち越し。妙義龍(境川)も松鳳山(二所ノ関)を押し出して勝ち越しを決めた。

 【成績上位力士】

 ▽無敗 鶴竜

 ▽1敗 白鵬

 ▽2敗 高安、妙義龍、友風、照強

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