「大相撲名古屋場所・9日目」(15日、ドルフィンズアリーナ)
小兵ながら幕内で奮闘している前頭十四枚目の炎鵬(宮城野)が貴源治(千賀ノ浦)に足取りで完勝し、6勝3敗となった。
人気力士が幕内で初対戦。一度呼吸が合わず二度目の立ち合いで、炎鵬は低い態勢で飛び込む。身長差23センチ、体重差73キロを問題にせず下から突き上げて攻め続ける。最後は右手で太もものあたりをつかんで勝利を決めると場内から大歓声が起こった。
10日目は錦木(伊勢ノ海)と対戦する。4勝5敗となった貴源治は友風(尾車)と顔を合わせる。