錦織2年連続16強 “省エネ”で通算400勝
「テニス・ウィンブルドン選手権」(6日、ロンドン)
男子シングルス3回戦で第8シードの錦織圭(29)=日清食品=が世界ランキング71位のスティーブ・ジョンソン(米国)を6-4、6-3、6-2で下し、2年連続16強進出を決めた。3戦連続でストレート勝ち。この勝利でツアー本戦通算400勝目を飾った。
07年7月に17歳で挙げたツアー初白星から12年。錦織が通算400勝の節目の勝利で見せたのは、まさに成熟したトップ選手の姿だった。サーブ、リターン、ラリーと文句なしの好内容でジョンソンを圧倒し「いい形で勝てた。内容も満足している」と表情に満足感をにじませた。
第1セットの第2ゲームは第1サーブの精度が低く、先にブレークを許した。この時が唯一の劣勢の場面だった。
その後は、相手が多用するバックハンドのスライスショットに対し、深い返球で主導権を握った。第1サーブの成功率は約75%と高く、リターンの精度も高かった。凡ミスも少なく3戦連続ストレート勝ちと“省エネ”の戦いを実行。「サーブとリターンがいいと自然と流れも良くなる。この二つがすごく良かった」とうなずいた。
ウィンブルドンのシングルスで4度目の16強は日本勢では女子の杉山愛さんと並んで最多。試合時間は再び2時間を切り、体力も温存する最高の形で大会前半を折り返した。
