多田修平は2年連続5位 今年は悔し涙なし…サニブラウンに「リベンジしたい」

 「陸上・日本選手権」(28日、博多の森陸上競技場)

 世界選手権(9月27日開幕・ドーハ)代表選考会を兼ねて行われ、男子100メートルでは日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム(20)=米フロリダ大=が10秒02(向かい風0・3メートル)の大会新記録、向かい風条件での日本最高記録で優勝。2位は10秒16の桐生祥秀(23)=日本生命、3位は10秒19の小池祐貴(24)=住友電工。

 10秒07の自己ベストを持つ多田修平(23)=住友電工=は、10秒29で5位に終わった。昨年は同じ5位で悔し涙を流したが、この日は「今の力が自分の力」と淡々。「世界選手権は厳しくなった。海外を転戦してポイントを稼ぎ、来年の日本選手権で頑張りたい」と東京五輪へ向けて気持ちを切り替えた。

 17年のこの大会で2位に入り、その夏の世界選手権で準決勝に進出して脚光を浴びた。しかし、100メートルに注目が集まった今大会では「周りを気にせず自分のレースをと思ったが、周りを気にして自分のレースに集中できなかった」と反省した。

 来年に向けて「サニブラウン選手に大差で負けている。走力をつけてリベンジしたい」と誓っていた。

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