八村塁「いい感じ」プロとして第一歩 NBAウィザーズのミニキャンプ参加

 米プロバスケットボールNBAのドラフト会議でウィザーズから日本人初の1巡目指名を受けた八村塁(21)が25日、本拠地ワシントンのチーム施設で始まったミニキャンプに参加し、プロとしての第一歩を記した。約2時間45分の練習を終え「いい感じで(キャンプが)始まったのでよかった」と充実感をにじませた。

 1セット3分で4対4の実戦形式のメニューも行われ、ゴール下で体を張って得点するなど精力的なプレーを見せた。久々に対人練習をこなし「楽しかった」と笑顔。ミニキャンプは27日までの3日間で、八村にとっては7月5日に始まる若手の登竜門、NBAサマーリーグ(ネバダ州ラスベガス)に向けた調整の場となる。

 短い期間で、ブルックス監督ら首脳陣にどこまでアピールできるか。「チームで僕が中心になれるように、どんどん見せていきたい」との言葉にドラフト全体9位指名の自負がにじんだ。

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