日本 延長八回サヨナラ勝ち!上野不在も藤田11K完封 米国に2勝1敗で勝ち越し

 6回、スポールディングを三振に仕留め、ガッツポーズを見せる藤田
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 「ソフトボール女子・日米対抗、日本1-0米国」(25日、東京ドーム)

 日本が延長八回タイブレークの末、米国に1-0でサヨナラ勝ちし、通算2勝1敗で勝ち越した。今大会初登板の藤田倭投手(28)=太陽誘電=が、2安打11奪三振で完封。最後は1死三塁から森さやか外野手(30)=ビックカメラ高崎=の内野安打で勝負を決めた。

 大黒柱の上野が不在の中、藤田が米国を2安打11奪三振で完封した。東京五輪では08年北京五輪に続く金メダルを狙う日本。上野に頼らずとも投手が活躍できることを示し、「上野さんだけじゃこの先勝っていけないのは分かっている。少しずつ監督の信頼を得たいという気持ちでマウンドに立った」と胸を張った。

 試合前には上野と連絡を取り、心の支えにして挑んだ。八回には1死満塁の大ピンチを迎えたが、後続を気迫で抑えて逃げ切り、その裏の森の内野安打によるサヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 宇津木監督は抜てきに応えた藤田について「最後まで信じて良かった。常に冷静でいないといけない中で同じ表情をしていた」と成長に目を細めた。

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