猫好きレスラー文田健一郎が“禁猫”宣言「世界選手権まで我慢」五輪切符獲得へ集中

 レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級の文田健一郎(23)=ミキハウス=が25日、横浜市内で練習を公開した。今月の全日本選抜選手権でライバルの太田忍(ALSOK)との決勝を制し、世界選手権(9月、カザフスタン)代表に決定。同大会でメダルを獲れば東京五輪代表にも内定するだけに「今年一番の目標に近づく戦いが残っているので、もう一度(コンディションを)つくり直している」と気を引き締めた。

 大の猫好きレスラーとしても知られ、猫の写真を撮るために「猫島」として知られる福岡・相島と藍島に一人旅をしたこともある。しかし、3位に終わったアジア選手権(4月)前からは、最大の癒やしである猫カフェにも行っていないという。現時点で約3カ月の“禁猫生活”は自己最長だが、「世界選手権が終わるまでは我慢します」と、断腸の思いで大一番に集中する考えを明かした。

 17年は世界選手権で日本勢34年ぶりの金メダルを獲得し、翌18年は自身のけがもあって太田に代表の座を奪われたものの、今年は奪還。1枠しかない五輪切符獲得へ大きなチャンスを得ただけに、「もう一度(この階級は)文田だと思わせるには世界選手権で勝つしかない。(五輪の)代表権を得てつなげていきたい」と必勝を誓った。

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